Perfume・アイドルブームが去った後 ― 2012年03月04日

●昨日の話の続きですが、世の中的には数年前から「女性アイドルグループブーム」ですよね。 国内CD売り上げのうち、かなりのシェアを占めています。
一方、山あれば谷あり、一時代を築いたバンドブーム、小室サウンド隆盛期、ハロプロ黄金期が去っていったように、ブームはいつか過ぎ去ります。
そのあとはどうなるんでしょう??
今までアイドルグループのCDを買い支えていた方達が、他のCDを同じ枚数買うとは考えられないので、おそらくCD売り上げ枚数、特にCDシングルは激減でしょうね。
ずーっと続いているCD売り上げ低減傾向とあわせると、アイドルブームが去ったあとは、半減近くまで落ち込むのではないでしょうか?
市場としては大打撃、焼け野原状態でしょうね。
そうなると、CD制作会社、CDショップ等も、見合う分だけ淘汰されることでしょう。
音楽雑誌、音楽プレイヤー等のハードウエアにも影響がありそうです。
●とは言っても音楽ファンそのものが無くなるわけではないので、大縮小ながらも市場は残ります。
残った市場、残ったお客さん、残った音楽ファンは、そもそも音楽そのものが好き、という方が多くなりそうですね。
となると、大縮小した市場ですが、中身はだいぶ異なるものになると思います。
グローバル化、欧米の洋楽比率が向上するんじゃないですかね?
テレビに出ない国内アーチストのウエイトが上がるんじゃないですかね?
既存システムにとらわれない、ネットでの活動が中心の個性的なアーチストへの注目度が上がるんじゃないですかね?
あ、Perfumeのウエイトも上昇するかな? アイドルブームの枠外的なポジションなので。
●いずれにしても、私個人にとっては悪くない流れかな。
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